オートシェイプを利用してクリップアートを自作する。(透明感あふれるボタン)

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こんにちは。
前回、ExcelとCSVファイルの連携について記載した樽八です。
今後もコネタ中心で投稿させていただきたいと思います。

1. はじめに

業務において、社内文書、社外文書問わずにオフィスツールは大活躍だと思います。
中には、Excelを方眼紙として利用する利用方法もごくごく一般的かと思います。
実際問題として、Web上でリアルタイムに共有する必要のない文書に関してはオフィスツールは非常に有効です。
個人的にはこの文書もExcelで書いてしまいたいくらいです。

ところで、 オフィスツール共有で使える機能として、クリップアート機能というものが存在します。
Excelや、PowerPoint上でキーワード一つでネットワーク上からやけにアメリカナイズされたアメコミ調のイラストを検索、簡単に挿入できるあれです。
yume-human.gif yume-server.gif

みなさん、このクリップアート機能を使いこなしていますでしょうか?


はい!
こんなアメリカンなドキュメントなんて客先に提出できない!!という方にはお勧めのテクニックを紹介したいと思います。

オートシェイプ機能を組み合わせることにより、以下のような画像は比較的簡単に作成することが可能です。
作成した画像をMSオフィスのファイルとして自分用にストックしておけばいろいろなドキュメントで流用可能です。
また、簡易的なドローツールとしても十分に利用可能かと思います。

■最近流行の透明なボタンを描いてみた
yume-button.gif
■ハンバーガーとポテトを描いてみた
yume-bargar.gif yume-poteto.gif

今回は、オートシェイプ機能により最初に紹介した透明感あふれるボタンを作ってしまう手順を紹介します。

作成手順

はじめに

今回、PowerPointを利用しての作業を行いますので、適当にファイルを新規作成してPowerPointを立ち上げてください。

作業領域の作成

白色や、半透明のオブジェクトを作成しますので、作業領域として背景色を設定したページを作成しておくと良いでしょう。
今回は基本図形の「四角形」を利用して、適当な色を指定しました。
yume-server.gif

ベース画像(縁)の作成

■基本図形の「角丸四角形」を利用して、ボタンのベースを作成します。
■サイズおよび角の丸みは適当に調整します。
yume-server.gif

■作成した「角丸四角形」をダブルクリックし、塗りつぶし方法を指定します。
■「色と線」 -> 「塗りつぶし効果」を選択
yume-server.gif

■金属っぽい質感を出すため、「グラデーション」 -> 「色」 -> 「規定」 -> 「クロム2」を設定します。
yume-server.gif

■「色と線」 -> 「線」 -> 「太さ」 を適当に調節します。
yume-server.gif

■ベース画像(縁)にクロムのグラデーションが設定されました。
yume-server.gif

ベース画像(中)の作成

■同じく、基本図形の「角丸四角形」を利用して、ボタンのベースの中味を作成します。
■サイズおよび角の丸みは縁に対して一回り小さくなるように適当に調整します。
yume-server.gif

■作成した「角丸四角形」をダブルクリックし、塗りつぶし方法を指定します。
■「色と線」 -> 「塗りつぶし効果」を選択
■今度は、オブジェクトの両端を少し暗くした青色としたいため、以下の設定を行います。
■「グラデーション」 -> 「色」を2色とし、色1に薄い青、色2に濃い青を指定
■「グラデーション」 -> 「グラデーションの種類」を「横」に設定
■「グラデーション」 -> 「バリエーション」を「右下のパターン」に設定
yume-server.gif

■「色と線」 -> 「線」 -> 「色」 を先ほど設定した色2とあわせます。
■「色と線」 -> 「線」 -> 「太さ」 を適当に調節します。
yume-server.gif

■ボタンの内側が作成されました。
yume-server.gif

ハイライト(ボタンの映りこみ)の作成

このままでは普通の平坦で不透明なボタンですので、表面に透明なカバーがされているように見えるようにハイライトを入れます。
■「オートシェイプ」 -> 「線」 -> 「フリーフォーム」を利用して、ボタンの上にハイライトを書き込みます。
yume-server.gif

■後でポイントは増やせるので、最初は適当に引いていってしまってかまいません。むしろ、最初は少な目の多角形として、後で増やすほうがバランスは調整しやすいです。
■横線や、斜め線を引くときにはshiftキーを押しながら線を引くと正確な線を引くことがやりやすいです。
yume-server.gif

■最初に打った点にポインタを重ねてダブルクリックすると、閉じた多角形となります。
yume-server.gif
■オブジェクトを右クリックし、「頂点の編集」を選択してください。
yume-server.gif

■「頂点の編集」中は、既に打った頂点を移動することが出来ます。
■線分をクリックすると簡単に頂点を増やすことが出来ます。
■頂点を減らす場合は頂点を選択して、右クリックしたメニューから「頂点の削除」を選択してください。
yume-server.gif

■このままでは、頂点がどうしてもとがってしまいますので、対応する頂点を滑らかにするために、「右クリックメニュー」 -> 「頂点を中心にスムージングする」を選択します。
yume-server.gif

■近隣の頂点との位置関係により、線が意図しない方向にうねってしまうことがあります。
yume-server.gif

■線分がうねってしまった場合は、先ほどスムージング頂点の隣の頂点も、「右クリックメニュー」 -> 「頂点を中心にスムージングする」により、スムージングさせてください。
yume-server.gif

■スムージングさせた頂点には、「ひげ」(接線)が出ていますので、そちらを頂点に近づけていくと線分も意図したように調整されていきます。
(最初はとっつきにくいかもしれませんが、頂点の編集は触っているうちになれると思います。)
yume-server.gif

■ハイライト部分の形を適当に調整したものになります。
(実はまだ後の段階で適当に調整しています。Drowツールなので、どの段階でも以前のオブジェクトを修正可能です。) yume-server.gif

■作成したオブジェクトをダブルクリックし、塗りつぶし方法を指定します。
■「色と線」 -> 「塗りつぶし効果」を選択
■今度は、白色のハイライトですが、下に行くほど透明に近づけます。
■「グラデーション」 -> 「色」を2色とし、色1に白、色2に黒を指定
(後で色2に白を設定するのですが、作業をしやすくするため)
■「グラデーション」 -> 「透過性」 -> 「終了値」を100%に設定
■「グラデーション」 -> 「グラデーションの種類」を「横」に設定
■「グラデーション」 -> 「バリエーション」を「左上のパターン」に設定
yume-server.gif

■「グラデーション」 -> 「色」の色2に白を指定
(先に変更してしまうとサンプルが真っ白になってしまい、わかりにくいです。)
yume-server.gif

■「色と線」 -> 「線」 -> 「色」 を「線無しに」設定します。
yume-server.gif

■上部のハイライトが設定されました。
■続いて、下部のハイライトを設定します。
yume-server.gif

■上部のハイライトをコピーします。
yume-server.gif

■「図形の調整」 -> 「回転/反転」 -> 「上下反転」を選択します。
yume-server.gif

■上下反転したハイライトの位置を微調整します。
yume-server.gif

■上部のハイライトに比較して、薄いハイライトとするため、グラデーションの指定を再度行います。
■作成したオブジェクトをダブルクリックし、塗りつぶし方法を指定します。
■「色と線」 -> 「塗りつぶし効果」を選択
■「グラデーション」 -> 「透過性」 -> 「開始値」を60%に設定
yume-server.gif

■ハイライトを入れ終わりました。
yume-server.gif

テキストの挿入

■「テキストボックス」を利用して、ボタンに記入する文字を入力します。
yume-server.gif

■文字サイズおよび色を調整します。
(白以外の色の場合、先ほど入れたハイライトより後ろに移動させたほうがいいかもしれません。)
■テキストの位置も微調整してください
yume-server.gif

■ボタンに文字が入りました。
yume-server.gif

影の作成

■ベース画像(縁)をコピーします。
yume-server.gif

■作成したオブジェクトをダブルクリックし、塗りつぶし方法を指定します。
■「色と線」 -> 「塗りつぶし効果」を選択
■今度は、白色のハイライトですが、下に行くほど透明に近づけます。
■「グラデーション」 -> 「色」を1色とし、色1に黒を指定
■「グラデーション」 -> 「透過性」 -> 「開始値」を70%に設定
■「グラデーション」 -> 「透過性」 -> 「終了値」を95%に設定
yume-server.gif

■「色と線」 -> 「線」 -> 「色」 を「線無しに」設定します。
yume-server.gif

■影が画像の前面に作成されました。
yume-server.gif

■影画像を右クリック -> 「順序」 -> 「最背面に移動」
yume-server.gif

■一旦影が消えてしまうのですが、最初に作った作業用の背景を消すと影が現れます。
■影の位置は適当に調整します。
yume-server.gif

微調整して完成!

作ったオブジェクトは最後にグループ化して、オフィスドキュメントごと保存しておきましょう。
yume-server.gif

おわりに

いかがでしたか。
色や、背景の縁画像のテクスチャなどは自由に変更してお使いいただければと思います。
意外と使いこなされていないと思われるのですが、MS Office標準のオートシェイプ機能でも組み合わせるとillustratorで作ったような画像を作成することが出来ました。
ちょっと差別化したOffice文書を作成する手助けにもなりますし、webサイトで使うイラストをちょこっと作ってみたいなどという場合にも使えます。
皆さんも活用してみてはいかがでしょうか。
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日時: 2009年07月24日 12:24

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